ヒッチハイカー

今日(15日 日曜)に、埼玉にある巨大ショッピングセンターに出掛けた帰りに、ショッピングセンターの近くの路上に若いヒッチハイカーを見つけて声を掛けました。
私も学生の頃は、ヒッチハイクの経験があり、とりあえず東京方面に行きたいとこのなので、そんなに遠くではないが乗って行くいうことと、家内と子供達が乗っていても、車の乗車定員には余裕もあるし同乗してもらいました。

乗せた彼らは、栃木の高専の三年生と二年生で高専は夏休みや春休みは大学並みに長く、休みを堪能中だそうです
栃木を本日出発して、14時に埼玉の東部たどり着き、私が東京の北部のターミナル駅のそばの、都心に向かう国道で降ろしました。

車中で話を聞くと、寝床はネットカフェか野宿を予定。寝袋は持ってないようです。鎌倉には行きたい。四日後には栃木に戻る予定。免許の合宿を予定している。
それ以外は何も決めてないようです。
高専はある程度の学力がある生徒が集まっているのと、国立の学校なので、厳しい校則はほとんど無く、バイト、バイク、免許さえあれば車通学も問題無く、駐車場は抽選だそうです。抽選に外れても民間の賃貸駐車場を借りれば良いそうです。
彼らもバイクの免許と車両、スマホの料金、今回の旅の予算も自分でバイトして稼いだお金で自由に遊んでいるようです。

彼らとの車中の会話は短い時間でしたが、彼らの本当の自由な遊び方には、非常に感心させられました。私も若い頃は何も計画が無く、バイクや電車で出掛けていた頃を思い出しました。

今の私は、たまの休みはお金を払って船長に船に乗せられ、ほぼ統一された道具、指定された錘、雑誌で仕入れた知識の仕掛けや釣り方で魚を釣らせてもらっているだけなんだなーと何か寂しい事をしているのかもしれません。
うまく言葉にできませんが、私が沖釣りで楽しむことは、車に乗せた彼らの楽しみの価値が違う事が寂しく感じました。